狂想 主に朝日のゆんゆん投稿(準備中)

新聞(主に朝日新聞)に掲載された愉快で面白い投稿を論評つきで紹介します。

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狂想

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ひとりぼっちの経済制裁

2003/04/03(木) 21:32:31




米製品買わず 私の経済制裁
医学生 稲見 浩太(神奈川県伊勢原市 27歳)


 日本は石油に大きく依存している以上、他国と外交上の駆け引きをもっと行うべきだったが、国際的合意作りを無視した今回の米国による対イラク戦争には、私は断固反対である。

 では、個人レベルで何ができるか。
 戦争反対の署名活動は、それほど米政府に対してインパクトがあるとは思えない。
 私は一人で米国に対し経済制裁をしている。
 
 米国の領土へ行かない。
 米国産の食糧を極力買わない。
 生活必需品のパソコンは買い替えを遅らせる。
 ハリウッド映画は見ない。
 
 日常生活に少し制約がかかるようになった。

 こんなことをしても米政府に影響がないどころか、米国の景気に左右される世界経済、特に日本経済をさらに冷え込ませるだけかもしれない。
 だが、賛同者が増え米国の多国籍企業の業績が悪化すれば、企業は政府に対し、戦争の終結や将来の戦争防止のための圧力をかける可能性がある。

 ブッシュ政権が恐れるのは選挙に負けることだけだ。
 気の遠くなる話だが、戦争反対と思っても何もしなければ、戦争を認めたことになる。
 私は血塗られた景気回復より自分の良心を裏切らない不況を迎えたい。

(2003年4月3日 東京版)


不買運動するにしても『極力』買わないといった表現や、買い替えを『遅らせる』といった表現から投稿者の中途半端な決意と、人間としてのリアルさを感じさせてくれます。

一番効果があるが一番辛いであろう著名活動をインパクトがないという理由で切り捨てておいて、外観的インパクトの欠ける1人経済制裁を行うというのですから、なんとも自分に正直な方ですね。
いや、ここでインパクトがないという表現には語弊があるかもしれません。
ある種、凄まじいインパクトはありますが、派手さに欠けるといった感じでしょうか。

この一人経済制裁なるもの、投稿者自らが認めている通り、本当に少ししか生活に制約がかかっていません。
せいぜい、「夕食の牛肉はオージービーフにしよう」や「パソコンを買い換えたいけど、完全にHDがクラッシュするまで今のを使おう」という程度の制約しかかかっていないです。今の私の生活とそんなに変らないような気がするのは、気のせいでしょうか?

そもそも、普通の人たちにとってアメリカ領土に行きたくても、簡単に行けるものでもありませんし、ハリウッド映画もそれほど生活にとって大事なものではないですよね。

それでも決行する一人経済制裁。
きっと人間はこういった本人にとってだけ意味のあるプチ良いことや、プチ制限を設けることで、心のバランスを保っていくのでしょう。

言わば心の中の殉教者。
自分設定における磔にされた聖人ですよ。
誰がどう救われるのかは判らないけれど、何となく良いことをした気分になることは大事なことですし、自分が世界の原罪を背負っている気でいると気持ちが良いものです。

所詮は自己満足な運動ですが、投稿者自身も本気でこのまま賛同者を集める気なんてないでしょうし、本当に賛同者が出てきてアメリカ経済すら揺るがすほどの、大きな流れになるなんてことは、投稿者自身も本気で信じてはいないでしょう。

繰り返しますが、心の中の自己犠牲による「何となく世界のためになること」をすることを否定する気はありません。
それは人間にとって大事なことですし、それを堂々と主張するさまは変な団体よりも、よほど人間らしくって私は好きです。
殿堂入りTB:0CM:0
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