狂想 主に朝日のゆんゆん投稿(準備中)

新聞(主に朝日新聞)に掲載された愉快で面白い投稿を論評つきで紹介します。

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狂想

Author:狂想
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オーマイゴッド

2003/06/27(金) 21:30:42




電灯を消した闇に漂う妄念
工員 村山 吉彦(静岡県三島市 58歳)


「100万人のキャンドルナイト」「CO2削減・百万人の環」と称した消灯運動に応じ、わが家でも午後8時に電灯とテレビを消しました。
 暗闇の中で電気を浪費しているのは冷蔵庫と電話、それから電気蚊取り機のみ。

 仏壇のキャンドルをともしつつ畳の上で大の字になって、目をつむって無念無想の境地に向かおうとしました。
 が、しかし、家から30㍍離れた鉄路を弾丸列車がごう音をたてて走り去り、40㍍離れた道路を諸車両が行き交う。
 仏壇のご先祖様は、キャンドル越しに怠惰な日常に埋没している私を冷ややかに見下ろし、そんな中で、オーマイゴッド、わき上がって止まらぬ雑念、妄想、煩悩の数々。
 
 消灯運動主催者の言う「スローライフを楽しむ」どころか、こちとら恥ずかしながら日々をダウンサイジング、はたまたペインライフ(苦しき生活)、総じてダークライフの中で、もうしっかり泣きの入った暮らしをしています。

 「そうか、環境省参画のこの運動は、例によって庶民に痛みを押しつける巧妙かつ悪辣な改革路線のソフトウェアなのか」。
 暗闇の中、雑念、妄想、煩悩はいつしか止めどもない怒りに変わっていく夏至の蒸し暑い夜でした。

(2003年6月27日 福島版)


仏壇のキャンドルを灯せばオーマイゴッド!
スローライフを愉しむつもりがダウンサイジング。
湧き上がるはペインライフをも内包するダークライフ。

言葉の意味は分かりませんが、とにかく凄い流れです。

こうして投書として読むからこそ変だと感じますが、これを途中の接続詞などを省いてバラード調の歌にすれば、情緒溢れる青春歌になりそうで、かなりお気に入りの投稿です。
「雑念、妄想、煩悩」が繰り返し使われている点も、若さを感じさせてくれます。

家から30㍍しか離れていない場所に弾丸列車が轟々と走り、家から僅か40㍍先に大きな道路があるなんて、まるで映画のワンシーンのようで趣深いではありませんか。
若い男女が大事な話をしようとするたびに、電車の音が二人の会話を遮るわけです。

80年代チックでいい感じ。

しかし、仏壇のキャンドルに火を灯しただけで、ここまでの妄想を堪能できるとは、なんて省エネな人なのでしょう。

これならおクスリもキノコも必要ありません。
定期的に妄想を摂取しなければいけない体質の方には、羨ましい話ですよね。

仏壇に蝋燭ではなくキャンドルに火を灯し、ペインでダークなライフをダウンサイジングすると、唐突に脳内を駆け巡るネガティブシンキングの嵐。
しまいには宇宙意思とのチェネリングする意識。

意識は彼方へと飛び去り、思考は陰謀論と出会います。
宇宙人と交信する者も、幽霊と交信するものもどうして最後は陰謀論に巡り合うのでしょう。もう完全にバットトリップです。

その様子を眺めていた仏壇のご先祖様も、余りの出来事に宗派を超えてオーマイゴッド。
何とも不可思議で幻想的な光景ではありませんか。

オーベロンなどの妖精こそ出てこないものの、これこそがシェークスピアも敢えて描かなかった庶民派『夏の夜の夢』です。
原題の『midsummer night』と同じように、夏至の夜の出来事であることも興味深いですよね。

いや、妖精王が姿を見せなくても、ピータパンくらいは空中を飛んでいてもおかしくない情景に満ち満ちています。
もう御伽の国に行ったきりですね。
殿堂入りTB:0CM:0
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