狂想 主に朝日のゆんゆん投稿(準備中)

新聞(主に朝日新聞)に掲載された愉快で面白い投稿を論評つきで紹介します。

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狂想

Author:狂想
このブログは新聞(主に朝日新聞)に掲載された面白い投稿を軽いツッコミ付きで紹介するものです。
その意図は楽しみながら、今のマスコミの問題点を考える為のものであって、決して投稿者を貶めたり馬鹿にしたりする意図はありません。

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大学生たちの主張

2007/06/15(金) 15:34:38

今週は大学生の投稿が大変熱かったです。
もう日本の教育万歳って感じですね。

若いことは良いことですよ。


改憲で「もし戦地に弟が…」嫌だ
大学生 高林 志帆(東京都町田市 20歳)


 国会で、日本国憲法第9条を改正する方向で話が進んでいるような気がする。

 憲法改正により、日本は、自衛隊を人道支援だけではなく、戦闘地域に派遣し、血を流すようになってしまう。
 「日本はお金は出すけど、血は流さない」との海外からの声がある。

 誰だって血は流したくない。

 国を動かす政治家、官僚たちにとっては、言われたくない言葉かもしれないが、私たち一般人にしてみたら、国のプライドをかけるために、身内を危険にさらしたくない。 もし改正され、戦争にも参加するとなれば、私の弟は、召集され、戦地へ派遣されてしまう。

 政治家、官僚たちが危険な地域へ行く時は、自衛隊などガードマンが周りについて、命を守ってくれる。
 トップが守られることは、国の保持のために必要なことかもしれないが、私の弟が行ったら、誰が守ってくれる?

 憲法改正によって、身内・親友が危険にさらされるのは嫌だ。
 一般市民の目線で、憲法9条の改正について、もう少し考えてほしいと思う。

(毎日新聞 2007年6月14日 大阪本社14版)


いや、なんで一般人であろう投稿者の弟が招集されるのでしょう??
ひょっとして日本は、他国支援の為だけに自国民を徴兵しちゃうような男塾国家になっちゃうと言うのですか?

紛争地域に軍隊を派遣するのならば、自衛隊というキチンと訓練を受けた組織を派兵させれば良いだけです。
確かに徴兵までして支援したならば、他国からは批判されないでしょうが、大事な労働力を奪ってまですることじゃないですよね。

なんで他国の為に日本が一億総玉砕しなきゃならないのでしょうか。
そんなことをしてしまっては、血を流すどころか日本という国の骨まで砕かれてしまいますよ。

だいたい徴兵までしないと兵の数が足らないなんて、日本は世界中の紛争地域に軍事介入する気なんでしょうか。
そういや、紛争地域に圧倒的な軍事力で以て介入して紛争そのものを破壊するという内容のアニメが新番組で始まるらしいですし、流行りと言えば流行りなのかもしれないですね。

しかし、投稿者の言うプライドがなく他国の為に血を流さない国が危機に陥った場合、投稿者はどうするつもりなのでしょう。
他国の為に動かなかった以上、他国の支援なんて当てに出来ません。

一部例外的な国があるとは言え、基本的に恩には恩を返すのが国際的なマナー(あくまで基本的にですが・・・)なんですよね。
恩に恩を返さない国は、それまたプライドがなく自分だけが良ければ良いと考えている国だけです。

そういった意味でもプライドを守ることが、左巻きの人たちが指す外交努力の一環になったりします。
何も中国や韓国や北朝鮮のご機嫌だけを伺うことが外交努力ではありません。

また、政治家にガードマンが付くから政治家だけは安全って、どこまで政治家を卑怯者呼ばわりしているのでしょうか。
政治家は『ガードマンに守られているから安全』なのではなく、『ガードマンに守られても危険だから守られている』だけです。

例えば、もしも自分がテロリストだった場合、一般人が乗る飛行機をハイジャックするのと政府要人が乗っている飛行機をハイジャックするのとでは、どちらが自分の要求が呑まれやすいと思いますか?
また、政治家が脅迫に屈しない為にも、ガードマンでガチガチに身の安全を最高レベルで固める必要だってあるのです。

それはそうと、なんで徴兵されるのは弟や親友だけなのかと疑問に感じたので読み返してみますと、どうやらこの投稿者は女性のようですね。
つまり、女性だから派兵されるのは男性である弟や親友だけであると。

このようなケースも男女共同参画で進めないと政治的に怒られてしまいますよ。

平和に対し無関心な日本
大学生 吉田 一紀(京都市伏見区 22歳)


 5月3日、日本国憲法施行60周年に当たって内閣総理大臣談話が発表されました。

 その中で安倍首相が「憲法は、国の理想、かたちを物語るものだ」と発言していることがわかり、一国の首相たる人物が憲法というものをまったく理解していないのだと驚きました。

 首相は自らが思い描く社会像や家族像を、改憲によって実現させようと思っているのでしょうか。
 同じ日、民主党の鳩山幹事長は「憲法は『公権力の行使を制限する根本規範』というのが近代立憲主義の定義。国家の伝統をうたったり国民に道徳や義務を課す規範ではない」と発言しました。

 至極まっとうで、私は鳩山氏と同じ立場です。

 憲法は「国民から国家への命令」であるはずです。
 それなのに、改憲を主張する政治家からは、国民の義務規定が少ないという声すら聞こえてきます。

 さらには、自民党は新憲法草案の前文に「愛国心」規定を盛り込んでいます。
 これでは「国家から国民への命令」になってしまいます。

 憲法の基本すら理解していない政治家が改憲を唱えることに、私は反対します。

(2007年6月14日 広島版)


<憲法は国家の伝統をうたったり国民に道徳や義務を課す規範ではない>!
さて、日本国憲法第三章『国民の権利および 義務』を見てみましょう。

憲法の章タイトルに『義務』という文字がある時点でダメな雰囲気が漂っていますね。
では、サクサクと義務や模範を示した条文を書き連ねていきます。

日本国憲法第12条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

日本国憲法第26条2項 すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。

日本国憲法第27条 すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。

日本国憲法第30条 国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。


まぁ、憲法第12条が定める一般的義務規定については、『自由・権利保持の義務』と『自由・権利を濫用しない義務』と『自由・権利を公共の福祉のために利用する義務』と大きく3つに分けることができ、そのどれもが実質的な法的義務とは言えないかもしれませんが、国民に対する精神的指針という意味が大きく<国民に道徳や義務を課す規範>の道徳部に触れるものではないでしょうか。

また、下の3つは「日本国民の3大義務」として小学校でも習うことですね。
憲法を自分が都合の良い部分だけ見て、<憲法は『公権力の行使を制限する根本規範』>という憲法が持つ意味の半分だけに注目するから、このような基本的な事柄ですら失念しちゃうのです。

憲法とは前文に
『日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。』とあるように、国の理想、かたちを物語るものでもあるのです。

いわば、「こうあったら良いなぁ~」と希望を綴る場でもあったのです。
その理想を語った典型例が9条であると思うのですが、この投稿者的には9条改憲には反対だけど、憲法は国の理想を記したものではないと主張しています。

それと同じように、民主党を応援したくて安倍批判をしたいのであれば、投稿者は「現実的じゃない」という理由で改憲しようとしている安倍総理に対して「国の理想は平和であるはずなのに、改憲とは此れ如何に?」とでも批判すれば良かったのじゃないですか?

安倍総理の発言にツッコミたいのであれば、もっと揚げ足を取りやすそうな箇所はあると思うんですけどねぇ。
小泉前総理に比べると、自分の考えが固まっていないような気がしてならないんですよね。あの人。

まぁ、安倍総理考察はひとまずおいておいて、<憲法は「国民から国家への命令」>はある面では真理であるかと思います。
しかし、逆を言えば政府に対して「禁止されていないことは行なってもよい」という授権規範としての性質も意味しており、また、憲法の解釈の範囲外な出来事が発生した時、全て超法的な解釈をしなければならないという問題も抱えているのです。

憲法9条が問題である理由の一つはその点にあります。
今の9条の解釈では、万が一他国が日本に攻めてこられた場合、「軍ではないと解釈しているから所有しても良い」実質的は軍隊な自衛隊によって、国防をしなければならなくなってしまいます。
その為、自衛隊法や有事法制関連法があるとは言え、自衛隊の全ての行動が解釈上は合憲で実質では憲法上超法的という不思議なことになってしまうのです。

今の日本を騒がせている改憲論議は、極論すれば憲法が定める理想と現実、権利と義務のバランスが崩れているからこそ沸き起こっているのですよね。

ひとまず、憲法の基本すら理解していない大学生が一国の総理相手に「憲法というものをまったく理解していない」と批判する投書を載せ、自らのキャンペーンに使う新聞社の体質に私は反対します。
やり方が卑怯なんですよ。

平和に対し無関心な日本
大学生 桑原 雅(大阪府池田市 19歳)


 今、世界では戦争によって、多くの人たちが命を落としています。
 国のため、信仰のためにと、人の命を奪い合って平和を手に入れようとしています。

 戦争に勝って平和が訪れたとしても、一体何人の人が喜び、どのくらいの人々が悲しむのでしょうか。
 日本は原爆を落とされるなど多くの方々の犠牲と引き換えに、平和を手に入れたとも言えます。

 それなのに、今の日本は平和に対し無関心になってしまっています。
 一体どれくらいの人たちが戦争の恐ろしさを覚えているのでしょうか?

 北朝鮮の核問題など、平和をゆるがす問題が次々に起きています。
 そうしたことに国民が危機感を抱き、平和を守るという意思を示さなければ、いずれ歴史は繰り返されることになるでしょう。

 人を殺して手に入るような平和ではなく、手をつないで支えあい、みんなが笑って暮らせるような平和を手に入れたいと願っています。

(毎日新聞 2007年6月15日 大阪本社14版)


今回のオチ的投稿。

漢字が少しばかり多いので、文章における漢字含有率を下げてみましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今、世界ではせんそうによって、多くの人たちが命を落としています。
国のため、しんこうのためにと、人の命をうばいあって平和を手に入れようとしています。

せんそうに勝って平和がおとずれたとしても、一体何人の人がよろこび、どのくらいの人々が悲しむのでしょうか。
日本は原ばくを落とされるなど多くの方々のぎせいと引きかえに、平和を手に入れたとも言えます。

人をころして手に入れるような平和ではなく、手をつないでささえ合い、みんながわらってくらせるような平和を手に入れたいとねがっています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

おお!
これなら9歳の投書と言っても違和感なく通用しますよ。

なんだか修学旅行で広島に行った小学生が書いた作文みたいで良い感じですね。
これなら先生もニコニコして花丸ですよ。

さて、9歳じゃない19歳が<一体どれくらいの人たちが戦争の恐ろしさを覚えているのでしょうか?>って何なんでしょう。
この文章なんて89歳が書くようなものですよ。

しかしながら、<今の日本は平和に対し無関心になってしまっています>の一文には同意ですね。
国民が他国によって拉致され、領海は侵犯され、領海内の資源を搾取され、領土を侵略され、国土内から他国へと物が盗まれ・・・・

普通の国であれば、いつ目で見える形で戦争になっても不思議ではない一触即発の状態に日本はいるのですが、なんだかとっても平和です。
目で見える範囲が平和であれば良いと思うのか、右翼と罵られても本当の平和を目指すかは人それぞれと言ったところでしょうか。

それにしても、ここまで全ての意見が「分かり切ったこと」であるという投稿も珍しいです。
では、どうすれば良いのか?という意見が全くないというのも、ゆんゆん投稿として清清しいまでの完成度です。

<手をつないで支えあい、みんなが笑って暮らせるような平和>な世界なんて、今時の小学生よりもピュアで好感が持てます。
理想は理想として目標に掲げること自体は良いことだとは思いますよ。

宗教や貧富の差を越えて皆が笑い合えるような世界があれば良いですね。
ただ、その問題を解決するには国内にいるカルト宗教の信者を全員改心させ、公園にいるホームレス全てを社会人にするよりも別次元級に困難だと言うことも理解してもらいたいところです。

宇宙世紀になる頃には可能かもしれませんが、今はもう一度<いずれ歴史は繰り返される>ことになったのか、その原因と経緯について勉強し直してみてはどうでしょうか?
何か平和に繋がるヒントを学べるかも知れませんよ。
微妙な投稿TB:0CM:5
コメント
いつも楽しみにしてます
今回は大学生の投稿についてみたいですので、一言コメントをと思いました。
私も彼らと同じ大学生という立場にいるのですが、それまでに歴史や戦争について特に興味が無かった場合、3番目の19歳の投稿のような考え方が一般的のような気がします。特に最後の一行。
つまり「戦争はいけないことだし、話し合って解決しようよ」「誠意をもって話し合えば分かってくれるはず」みたいな感じで。

衝突を話し合いで解決する努力というのは勿論必要、というか当たり前の事ですが、それで解決しなかった場合のために国防の整備は必要な筈ですね。

「過ちを繰り返さないようにしよう、平和的に解決しよう」という罪悪感と理想論は高校までの教育課程でこれでもかという程教えられますが、
歴史の背景や真偽、実際の国防の必要性みたいなことは自分で調べようとしない限り、殆ど入ってこない物です。
まさに日本の戦後教育マンセーな状態ですね。
もっと多くの学生が国防にたいする意識高揚と言うか、教師や講師の教える内容に疑問を持てるようになるといいんですが・・・
August #wjmC3HJQ|2007/06/17(日) 20:11 [ 編集 ]

上の方がおっしゃるように、国防や歴史に関心がなければ3番目の投稿のような考え方が一般的なのかも知れませんが、それをわざわざ新聞に投稿するあたりが痛すぎますね。
無邪気なのか、サヨク教師にしっかり染め上げられてしまったのか、どっちにしろロクなもんじゃありませんがねw
SSK #-|2007/06/17(日) 22:39 [ 編集 ]

日本の平和ボケの典型でしょうか?。同じ大学生としてちょっと恥ずかしいです。こういう人が将来日本のトップに立ったら日本はどうなってしまうのでしょうか?。偽りの平和を享受し続けるか、しないか。今こそ日本は決断すべきでないかと愚考いたします。
私も大学生です #nmYFNQQo|2007/06/17(日) 23:04 [ 編集 ]

1本目の投稿については、投稿者の弟が自衛隊員であったときに文章が成り立つ気がするのですが、もしかしたらそうかなぁ、などと至極好意的に解釈してみました。
あと、この投稿者についてはあたかも国会で憲法の改正が決定してしまうような勘違いをしているのではないかと、そちらの方が心配になるような文章でした。
今日の電波マニア #-|2007/06/18(月) 12:48 [ 編集 ]

さてと、遅くなりました。
>August さん
>SSK さん

いつもりがとうございます。
おそらくは、3番目の19歳の投稿の投稿が一番平均的な考えなんでしょうね。

おそらく私もマスメディアや情報論に興味を持たなければ、この投稿者のように生きていたかと思います。

ただ、この投稿に書かれている事柄は世間の風潮であって、自分の考えではないですよね。
戦争に対する回答として、世間体的に一番無難な考えすぎでしょう。

>私も大学生ですさん

今の平和なんて緒戦は砂上の楼閣なんですよね。
まぁ、少なからずこの程度の考えでは思春期の子供や韓流なおばさんは騙せても、社会人を騙すことは出来ないでしょうから、国のトップになることはないでしょう。

>今日の電波マニア さん
弟が自衛隊である可能性は考えたのですが、もしも弟が自衛隊員であった場合、「召集され」との言葉は変であると思い、一般人だろうと仮定しました。


狂想 #-|2007/06/27(水) 01:25 [ 編集 ]
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