狂想 主に朝日のゆんゆん投稿(準備中)

新聞(主に朝日新聞)に掲載された愉快で面白い投稿を論評つきで紹介します。

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狂想

Author:狂想
このブログは新聞(主に朝日新聞)に掲載された面白い投稿を軽いツッコミ付きで紹介するものです。
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脈絡なしでアイツはキリスト?

2003/03/10(月) 23:49:41





黙々と歩く彼キリストかも
無職 中村 禮子(北九州市 56歳)


 いつも通る道でよく見かけるホームレスの人。
 顔つきもわからないほど髪やひげは伸び放題、足が不自由で、年齢もわからない。
 自転車に全所帯道具をくくりつけ、私が見かけるのはいつも、ひたすら自転車を押して歩いている姿だった。

 ある時、何の脈絡もなく「キリストかもしれない」と思ってから、いつしか私にとってその人は「キリスト」になっていた。
 そしてそこを通るたびにその人を探している自分に気付いた。

 立派な言葉を吐き、厳かな衣装を身につけ、見るからに賢そうな人でなく、差別と嘲笑、屈辱と苦悩そして無視の中、黙々と前を、それも足先を見据えながら歩くその姿に心が動いた自分に苦笑しつつも、外見に惑わされずに「その人」に真実を探そうとした自分にある種の安心感を覚えた。

 そして、8年前に医療過誤で亡くなった母を看病しているときに作った句を思い出した。
「今どきのコジキは白衣やバッヂ着け」。
 自己保身や自己弁護ばかりの世の中にあって、義務も負わない代わりに権利も放棄したその潔さに、あこがれに似たものを感じた。

 明日また会えるかなぁ。
 
(2003年3月10日 西部版)


何やらほのぼのする投稿で嬉しい限りです。
それに教訓めいたものまであります。

何の脈絡もなく「キリストかもしれない」で何かガツンとした衝撃が走りました。
こういう天然素材の投稿は本当に好きです。
もし、投稿者が56歳ではなく16歳でしたら、それだけでドラマが生まれそうな気がするではないですか。

身なりをキチンとすればスマートなハンサムさんで、実は大金持ちのご子息だったりする驚くほどご都合主義な展開の中、少女だけは男の正体に気付かないで坦々と世話をやくなんて話も良い感じです。
また、少女がいつも気になる彼は本当に救世主で、少女も実はマグダラのマリアの転生だった・・・という安っぽいファンタジーな話でも夢が広がります。

しかし、現実は厳しく少女は56歳。
共に旅をする仲間というよりは、救世主が少し早めのお迎えに来たという感じでしょうか。
タイムリープするためのラベンダー臭がする何かの開発が待たれるところです。

まぁ、散々と話を膨らませておいて何ですが、キリストだと思われている当の本人からしたら迷惑な話かもしれません。
普通に街中を歩いているだけなのに、なぜだか崇拝している一人のおばちゃん。

勝手に慕われても困ってしまうことでしょう。

しかも、いつの間にか新聞にまで投書されて・・・
本人が仮にこの投書を読んでも自分だと気付かないであろうことが、せめてもの救いでしょう。

いや、それくらいの迷惑さなら、近年の投稿の中では良い迷惑さに分類されます。
やはり、思い人を街で探す様は年齢を超えて恋する乙女を感じさせてくれて良いですね。

相手がホームレスで、それに聖人を見る自分に酔っている節もありますが、それも含めて乙女らしくてほのぼのします。

ただ、唯一の欠点は、わざわざ医療過誤を持ち出してくる所に朝日チックな嫌らしさを感じてしまうところですよね。
それでも、無邪気で悪意がないにも関わらず中々の高出力なゆんゆんっぷりを発揮されていることから、ここで紹介させて頂くことにしました。
殿堂入りTB:0CM:0
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