狂想 主に朝日のゆんゆん投稿(準備中)
新聞(主に朝日新聞)に掲載された愉快で面白い投稿を論評つきで紹介します。
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Author:狂想 このブログは新聞(主に朝日新聞)に掲載された面白い投稿を軽いツッコミ付きで紹介するものです。その意図は楽しみながら、今のマスコミの問題点を考える為のものであって、決して投稿者を貶めたり馬鹿にしたりする意図はありません。お便りはココまで。mixi始めましたマイミク募集中だよ。
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無職の労働者批判
2005/12/28(水) 23:05:35
逆転有罪にも反応冷ややか無職 吉田 理恵(高松市 33歳)「反戦ビラまき逆転有罪(10日)」を読み、あぜんとした。 私は街頭で反戦ビラ配布をするだけに、ひとごとではない。 それ以上に気がかりなのは、今回の件について周囲の人々の反応が、無関心を通り越して冷ややかに感じられることである。 特に団塊の世代に問いたい。 あなた方の息子の世代にあたる若者が2人もかかわっている問題について、何も言わず指をくわえているだけですか。 彼らをここまで追い込んだのは誰なのか。 一度でも考えたことがありますか。 仕事が忙しくてそれどころじゃなかった? 今まではそんな言い訳も通ったかもしれない。 これからは、そうはいかない。 07年問題はそこまできています。 これまで自分の保身と出世のことだけを考えてさんざん稼いできたんだ。 定年退職後ぐらい、ただ働きで世のため人のため、反戦平和活動で貢献する。 そんな人生があったっていいでしょう。 (2005年12月28日 大阪版 )
青年の主張
2005/12/25(日) 00:40:14
自分で考えた行動を大切にフリーター 原田 真実(広島市西区 23歳) 私は今、居酒屋で働いています。 チェーン店ですが、大量生産、大量消費ではなく、みんなで話し合っていい食材を考え、おいしい物をつくって、この店独自の質を高めたいと思っています。 自分で考え実行することが大切だと思うからです。 だから、自衛隊のイラク派遣反対のビラを防衛庁の官舎に配った人たちが有罪になったことに、黙っているわけにはいきません。 私も専門学校にいたとき、学校を批判するビラを教室に貼りました。 これをダメだと言ったら、自由な行動、表現を否定することになります。 社会や組織が変な方向に行っているのを食い止めようとして、何が悪いんですか。 これこそ愛国心です。 与えられたことを与えられたようにやるより、自分で考えて行動できる人の方が、これからの社会で必要なんじゃないでしょうか。 (2005年12月25日 大阪版 )
バス通学
2005/12/23(金) 00:55:31
ブザー押さず遅刻した生徒主婦 篠田 淳子(愛知県豊田市 49歳) その朝、娘はいつものように豊田市駅前から通学の高校生で満員の名鉄バス に乗りました。 学校近くの停留所前になっても、誰も停車のブザーを押しませんでした。 停留所を過ぎそうになって、あわてて押しても間に合わず通過しました。 やむなく、次の停留所まで行き、かなりの距離をみんなで歩いて戻ったそうです。 全員遅刻。 ブザーを押さなかった生徒が悪いのは当然でしょう。 運転手さんもマイクでそんなことを言ったそうです。 しかし、その時間帯の乗客は同じ高校へ通う生徒がほとんどです。 ブザーが押されなくても、生徒が降りることはわかっていたはずです。 「みなさん、降りなくていいですか」となぜ聞けなかったのでしょうか。 そうしたら、「ああ、いい運転手さんだった」と思い、さわやかな気分で朝のスタートが切れたことでしょう。 いい大人に出会えることは、子どもたちにとってとても大事なことではないでしょうか。 これが高校生でなく、高齢者や体に障害のある人だったりしたら、と思うとゾッとします。(2005年12月23日 名古屋本社版)
社会派の倫理
2005/12/21(水) 00:46:55
犯罪多発は何が原因か農業 芝地 政夫(豊岡市 80歳) 広島、栃木両県で、小一の女子が殺害された。 京都府宇治市では、学習塾に通う六年生の女子が、講師に殺害された。 家族の心痛を察し、心より、お悔やみを申し上げる。 本当に、無念、残念なことだと思う。 容疑者がいくら弁解しても、失われた命は戻らない。 一方、高層建築で強度偽装問題が発覚した。 高額でマンションなどを購入された被害者の無念さは、例えようがない。 次々に起きる凶悪事件、安全無視の偽装問題には、恐れ、あぜんとするしかない。 地区の氏神の感謝祭や老人会の忘年会で、「日本の国は一体、どうなっているのか」と、憤然として、心配する声が多かった。 今、八十歳前後の人は、先の戦争で、戦地に、又、銃後にあって、それぞれ、苦労された。 その人たちが「小泉首相にも、犯罪多発に大いに責任あり」と語る。 靖国神社参拝で、裁判所が違憲判決を出しているのに、判決を無視して参拝する。 だから、判決、法律、ルールを守らない者が増えるのだ、と言う。 私も全く同感である。 (神戸新聞 2005年12月21日)
不法侵入で裁かれるのは言論弾圧
2005/12/14(水) 00:49:52
思想の弾圧につながる判決無職 芹沢 昇雄(埼玉県小川町 64歳) 東京・立川の防衛庁官舎にイラク派遣反対のビラを配り、住居侵入罪で市民団体の3人が逮捕・起訴された事件の東京高裁判決は、思想弾圧を認めた判決だ。 「表現の自由が尊重されるべきものだとしても、他人の権利を侵害してはならない」という。 門扉もなく自由に出入りできる郵便受けにビラを入れた行為が、刑事処分されるほど権利を侵害しているのか。 「拒否したのに商業ビラを入れた」と通報すれば警察が動くのか。 明らかにビラの内容で職務権限を行使した職権乱用だ。 高裁判決は商業ビラとの扱いとの差にも触れていない。 入れられたビラは読まないことも、破ることも、捨てることもできる。 電車内にも宣伝用液晶画面があるが、見る見ないは自由なのと同じ。 取り締まりが全て政府に批判的な行動である事を考えれば、明らかに権力による言論弾圧だ。(2005年12月14日 東京本社版)
これはいけない!
2005/12/05(月) 22:13:47
懐かしくとも軍歌は歌わぬ主婦 伊藤 卓江(長野県御代田町 69歳) 毎週一度お手伝いをしている町のデイサービスセンターで、ハーモニカの慰問がありました。 目の不自由な男性が昭和の懐かしい歌をたくさん演奏し、お年寄りを喜ばせてくれました。 「船頭小唄」「かごの鳥」など、ほとんど知っている曲なので、みんなは手拍子を打って懐かしみました。 ところが、「同期の桜」が始まり、お年寄りは「勝ってくるぞと勇ましく・・・・・・」にも無邪気に同調しました。「これはいけない」と思いました。 曲が終わって、次の「荒城の月」をリクエストした時、私は立ち上がって言いました。 「軍歌はやめましょう。進軍ラッパを吹いたらば、日本は壊れます。荒城さえもなくなります。軍歌はダメです」と。 ハーモニカの男性は以前も、ある施設で男の人に「やめろ!思い出したくもないことだ!」と、顔を真っ赤にして怒られたと話していました。 子供のころ聞いた軍歌は懐かしいものですが、私は決して歌ってはいけないと思っています。 それは、あの時代、歌から感情に訴え、戦争への道を歩かされた危険を今新たに再現するからです。 (2005年12月5日 東京本社版)
憲法のゴールデンラズベリー賞
2005/12/03(土) 22:19:16
「憲法9条」にノーベル賞を会社員 喜友名 春治(沖縄県 77歳) 今年のノーベル平和賞が決まった。 「ノーベルは正規軍の廃止、または削減に最大限の貢献のある者に平和賞を授与するようにとの遺志を残した」と受賞理由を表明された。 今回の受賞は、国連の国際原子力機関とその事務局長で、核問題の平和解決を追求するこの機関の権威が高まることになった。 この報道で感じたことがある。 それは、日本国憲法九条も見事に受賞条件を満たしてるのだから、「日本国憲法を制定し、それを長期間保持し続ける日本は、世界の平和に大きく貢献している」という理由で、日本に平和賞を授与してもよかったのではないか。そうすれば国連重視よりも「一国主義」に傾く米国への一石を投じることにもなり、なによりも、日本国憲法の権威付けにもなる、私達はこれを誇りにして国際協調を進めるので、アジアで再び戦争が起ることはなく、この状況が世界的規模に拡大していくことが期待できる。 本当にこの平和憲法が今後も長く守られていくならば、私達の子孫がノーベル平和賞を受けるのは決して幻想ではなく現実化すると思う。 (沖縄タイムス 2005年12月3日)
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このブログが本になっています。
さて、気になる内容ですが・・・ このブログと基本的には同じなのですが、私の寸評だけではなく、その投稿の時代背景や登場する言葉を、事細やかに注釈という形で説明しています。 また、数本ばかりコラムも執筆したりと、少しばかり内容は違っています。 詳しくはここを見てね。
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