庶民の感覚と先見性を望む
無職 石渡 靖政(神奈川県鎌倉市 68歳)
私が読んでいる新聞は本紙と、庶民の気持ちを代弁してくれる日刊ゲンダイです。
図書館に行ったときは、読売や産経を読んで比べます。本紙を読み始めたのは、中学生のころでした。
55年体制の当時、社会党などの革新政党に勢いがありました。
本紙も革新的であり、進歩的な新聞と思っていました。
今、社会党がなくなり、労働組合の存在感もかつてほどではありません。
時代とともに紙面も変わるのでしょう。
しかし、格差社会などの問題がある今、かつて本紙にあった庶民感覚が感じられないのは残念です。
社説では、郵政民営化の必要性を主張し、財務省出身者の日銀総裁人事に賛成でした。
また1月の日経を皮切りに本紙、読売がそれぞれ年金改革案を提言しました。
このような提言は政策決定への関与につながり、政権に取り込まれないことを心配します。
今回の金融危機を予見するような新聞であってほしかった。
サブプライムローンの破綻など市場原理主義の行き着く先をきちんと報道し、庶民感覚と先見性をさらに磨かれることを望みます。
(2008年10月15日 東京本社版)
日刊ゲンダイが庶民感覚????? 釣り針が巨大すぎて、もはや一般人が飲み込めるレベルじゃないですよ。
なんだか鈍器と化した釣り針で殴られたような、釈然としない気分です。
あの下品な見出しと誹謗中傷で構成された記事が庶民感覚だなんて、日本の品位も地に落ちたものですね。
あれと比べたら、朝日新聞の何と品のあることでしょうか。
最近の麻生総理関係の記事だけでも、『
麻生舌禍は病気なのか(2008年9月17日)』『
それでも自民党に投票したら庶民は殺される(2008年9月16日)』『
海外メディアに“豚”呼ばわりされた麻生幹事長の不人気(2008年9月20日)』『
麻生首相 六本木美人ママとの「カネ」と「仲」(2008年9月26日)』などと報道の自由と罵詈雑言を履き違えているものばかりで、もはや便所の落書きレベルと言っても過言でありません。
無理に下品な方向で攻めたいのか<六本木美人ママ>なんて政治と何の関係があると言うのでしょうか?
もう「カネ」と「仲」という見出しの段階で下品さ大爆発といった感じでげんなりしてしまいます。
そして、誰とも分からぬ海外メディアの声を取り出しては一国の総理を『豚』呼ばわりし、ネガティブキャンペーンによって失言にした発言をネタに人様を病気呼ばわりするなんて、それこそゲンダイ下劣は病気なのでしょうか?
なんだか日刊紙としての方向性が心配になってきちゃいます。
極めつけの<自民党に投票したら庶民は殺される>なんて、ガチで訴えても良いレベルですよ。
ネットという庶民の意見交換の場では上のような遣り取りがあったとしても、「はいはい。便所の落書き。便所の落書き」といった感じで流すことも可能でしょうが、メディアの影響力を考えた場合、「殺される」という言葉が如何に不適切か理解できないのでしょうか。
それでも、しっかりとしたロジックを展開した上で「殺される」との結論に達したのであれば、まだ表現の自由の問題であるのかもしれません。
しかし、問題の内容を一部引用すると
≪学校給食や保育園、病院、福祉施設でも使われていた汚染米。またもや“弱者”が直撃を受けているが、案の定、問題のルーツは小泉構造改革だった。 業者や役人を血祭りにするのは簡単だが、巨悪は素知らぬ顔をして総裁選のバカ騒ぎをしている自民党だ。≫
ですよ。
誹謗中傷がしたいだけなら、勝手にブログでも作って配信していろといった感じです。
小泉内閣になってから爆発的に米の値段が高くなった訳ではありませんし、米販売業者の規制緩和が原因だったとしても、単に利権が既存米屋から新規参入組に移っただけの話かと思います。
これで「殺される」なんて過激すぎですよね。
この薄い内容に過激な表現。出所不明の曖昧なソース。これらの何処に庶民感覚があると言うのでしょうか?
庶民感覚の下卑た思想があるばかりです。
しかし、投稿者の<本紙も革新的であり、進歩的な新聞と思っていました>なる感想はある意味考えさせられるものがあります。
その当時の進歩的な考えでも、そのまま維持すると古臭い考えになってしまうのですね。
その為、<時代とともに紙面も変わるのでしょう>との嘆きは間違いでしょう。
変わらないということは、緩やかに退廃するということです。
どのような伝統文化でも、変わるべき点は変化し続けているはずです。
それにしても<今回の金融危機を予見するような新聞>なんて、投稿者は朝日新聞に何を求めているのでしょうか?
金融危機を予見するような知識を得たいのであれば、朝日新聞ではなく経済誌を買えと言いたくなります。
それでも今回のサブプライムローンやリーマン破綻クラスの金融ショックなんて、風の息吹を感じて「可能性を示唆する」程度が限界でしょうねぇ。
ゲンダイのように何が何でも不安感を煽るならば、数打ちゃ当たる作戦で予見が的中するかもしれませんが、経済なんて不確定要素がありすぎて真面目に記事を書くなら予見なんて不可能だと気づくはずです。
それにリーマンショックの原因を考えていくと、日本のマスコミは報道できないでしょうし・・・ね。
また<郵政民営化の必要性を主張し、財務省出身者の日銀総裁人事に賛成でした>などと投稿者は朝日新聞を批判していますが、どう考えても常に賛成という訳でも有りませんよね?
何が何でも反対しかしない新聞が本当に価値ある新聞だと考えているのでしょうか?
単に自分と思想が重ならないから批判しているだけでしょう。
それならば、これは投書ではなく単なる感想文です。
もう、この投稿は投稿として扱って良いのか、単なる感想文として扱うべきなのか、それとも朝日新聞に送られたファンレターが何かの間違いで投書扱いされたのか判断に迷ってしまいます。
朝日新聞もゲンダイと同一視された時点で怒って良いレベルですよね。
何を暢気に投書として採用しちゃっているのでしょうか。
変態の名を欲しいままに操る毎日に嫉妬して、自らのドMっぷりをアピールしたかったのでしょうか?